こんにちは、トシです。今日は日本語と英語で意味が一致している慣用句についてブログにまとめました。
先日、アメリカ人妻に、ちょっとした失敗談をしたところ、「あーでもないこーでもない」とズバズバと指摘されてちょっと嫌な気持ちになりました 笑
このように傷ついた心にさらにダメージを与えるようなことを言うことを日本語で「傷口に塩を塗る」なんて言ったりしますよね。
このあとの私達夫婦の会話はこんな感じでした。
It’s salt to my scar!
“Salt into the wounds”!?
ちなみに自分は「傷口」という意味の”wounds”という単語を知らなかったので、代わりに”scar”を使いました。
この会話を通して、どうやら英語と日本語で同じ意味の慣用句があるということに気づきました。
そこで本日のブログでは、日本語の意味と英語の意味が一致している慣用句についてまとめました。つまり日本語の意味を直訳するとそのままほぼ英語の慣用句として使える表現です!日本語を話している感覚で使えるので、日常会話の中で使いやすいと思います!
英会話の際はぜひ使って、会話の表現の幅を広げてみてください!
傷口に塩を塗る
冒頭でも説明しましたけれども、まずは「傷口に塩塗る」です。
日本語の意味
主に「傷口に塩を塗る」という言い方で、「状態のよくないところになお悪いことが降りかかる」「傷ついた心をさらに痛めつける」といった意味で用いられる言い回し。
Webiloから引用
英語はこちら↓
Rub salt into wounds
それぞれの単語の意味はこちら
Rub | 動詞 | 〜を擦る |
Salt | 名詞 | 塩 |
Wounds | 名詞 | 傷口 |
直訳すると「傷口に塩を塗る」言う意味になり、日本語と全く発想が同じですよね!?
ちなみに私が間違えて使った”Scar”も傷という意味ですが、”Wound(傷口)”はまだ治っていない状態の傷口という意味で、”Scar(傷)”は治ったあとに跡になっている傷を意味するようです。
この場合は、塩を塗ると痛いことを表したいので”Wound”が適切ですね。勉強になりました!
一石二鳥
続いて、四文字熟語の「一石二鳥」です。
意味
一つの事をして同時に二つの利益・効果をあげること。
Webiloより引用
英語はこちら↓
Killing two birds with one stone
それぞれの単語の意味はこちら
Kill | 動詞 | 〜を殺す |
Bird | 名詞 | 鳥 |
Stone | 名詞 | 石 |
この表現も直訳すると「一つの石で2羽の鳥を仕留める」という意味になり、ほぼ直訳です。
ちなみにアメリカに滞在していた頃、ネイティブの人が”That’s one stone two birds”と簡約して使っているのを聞いたことがあります。これでも意味は通じるようですので、手軽に使えそうですね。
郷に入りては郷に従え
意味
その土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である、などの意味の表現.
Webiloより引用
英語はこちら↓
When you are in Roma do as Roman do
それぞれの単語の意味はこちら
Roma | 名詞 | ローマ(イタリアの都市) |
Roman | 名詞 | ローマ人 |
こちらは直訳すると「ローマにいるなら、ローマ人のするようにしろ」という意味になり、「郷」を「ローマ」と言いかえればほぼ直訳でイケますね!
鉄は熱いうちに打て
意味
1 鉄は、熱して軟らかいうちに鍛えよ。精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである、というたとえ。
2 物事は、関係者の熱意がある間に事を運ばないと、あとでは問題にされなくなるというたとえ。
Webiloより引用
英語はこちら↓
Strike while the iron is hot
それぞれの単語の意味はこちら
Strike | 動詞 | 〜を打つ |
While | 接続詞 | 〜する間 |
Iron | 名詞 | 鉄 |
“Strike”は「打つ」の意味で最も一般的に使われますが、日本人にとっては”Hit”のほうが「打つ」の意味として馴染み深いかと思います。もちろん”Hit”もつ「打つ」の意味として使えますが、少し口語的なので、慣用句としては”Strike”が使われているようです。
二兎を追う者は一兎をも得ず
意味
同時に違った二つの事をしようとすれば、結局どちらも成功しないというたとえ。西洋のことわざ。
Webiloより引用
英語はこちら↓
If you chase two rabbits, you will not catch either.
それぞれの単語の意味はこちら
Chase | 動詞 | 追いかける |
Rabbit | 名詞 | うさぎ |
catch | 動詞 | 捕まえる |
まとめ
以上、日本語と英語で意味が一致している慣用句、ことわざ、四文字熟語でした。
どの国の人を考える事は一緒だから同じ表現になったのか?もともと外来語として入ってきたものが日本語として定着したのか?由来は分かりませんが面白いですよね?
「二兎を追う者は一兎をも得ず」については、Webiloに「西洋のことわざ」と記載されていたので、はやり外国のことわざが日本に入ってきてそのまま訳されたパターンですかね?
言葉の由来がわかったら、またブログで紹介したいと思います!
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