アメリカでDAZNを見ようとしたら
「お住まいの地域からご利用になれません」
とエラーメッセージが表示されて、サッカーの試合を見ることができなくて絶望した経験があります。
海外で生活している方は似たような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
DAZNに限らず、ABEMA TVやU-Nextなどの動画配信サービスは著作権などの理由で海外から見ることができません。
これは、地理的制限(ジオブロッキング)という、特定の地域からのコンテンツへのアクセスを制限する仕組みが使われているためです。
でも、実はVPN(Virtual Private Network)というツールを使うことで、ジオブロックを回避して海外からでもDAZNを見ることができるのです!
もちろん他の動画配信サービスも見ることができますよ。
わたしもこの方法を使って大好きなJリーグの試合をDAZNでアメリカから見ていました!
今回のブログ記事では、VPNを使って海外から日本のコンテンツを視聴する方法について元アメリカ在住の私の経験をもとに解説します。
なぜDAZNは海外から見られない?
結論を言うと、著作権法や配信契約、または地域的な規制あり、日本国外からのアクセスを規制しているからです。
たとえば、特定のサッカーリーグの試合を日本で独占的に配信する権利をDAZNが持っていた場合、その試合は日本からしか視聴できません。
具体的には、DAZNはユーザーのIPアドレスから国や地域を判別しています。
IPアドレスはインターネットに接続するためのあなたのデバイスの「住所」のようなもので、それによってDAZNはユーザーがどの国からアクセスしているかを判断します。
もしあなたのIPアドレスが日本国外の場合は、「お住まいの地域からご利用になれません」とエラーメッセージがでる仕組みです。
どうしたら海外でDAZN見られる?
答えは、VPNというツールを使うことです。
VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、これを使うとまるで特別なプライベートな通信路を作れるんです。
その通信路は、情報が安全に行き来するために暗号化(つまり、他の人には読めないように情報を変換)されます。
VPNは、あたかも自分が別の国にいるかのようにインターネットに見せかけるツールで、これにより地域制限のあるサービスにアクセスすることができます。
「カフェや空港などの公共のWiFi使うときはVPNを使ったほうが良い」と聞いたことありませんか?VNPを使うことで通信を暗号化でき安全に通信できるためです。
VPNのもう一つの特徴は、「あたかも自分が実際にはいない別の国からインターネットを使っているように見せること」ができることです。この機能が海外から日本限定コンテンツにアクセスするのに重要な機能なのです。
つまり、アメリカにいてもVPNを使えば、日本からアクセスしているように見えるので、日本限定の映像コンテンツにもアクセスすることができるようになるのです!
そのため、VPNを使えば、海外からでもDAZNで日本限定のスポーツの試合を見ることができるのです!
図で書くとこんな感じです。
VPNを経由してDAZNにアクセスすることで、DAZN側からは日本からのアクセスだと勘違いさせれるので、海外から視聴することができるのです。
おすすめのVPNは?
わたしはVPNで本当に見れるのか不安だったので、無料のVPNサーバーを探して見ようとしましたが、通信が不安定だったり、安全性が不確かな物が多かったので、結局有料サービスを使うことにしました。
ExpressVPNやNordVPNなど海外の有名なサービスも考えましたが、「やっぱり日本の会社のサービスのほうが安心よね」と思って、インターリンクという会社のVPNサービスを使うことにしました。
セカイVPNを使ってみた!
はじめの1年間はセカイVPNを使うことでDAZNをアメリカからでも見ることができました。
しかも、ライブ映像でもかなりスムーズに遅延なくみることができ大変満足でした。
しかし!
ある日突然、また「お住まいの地域からご利用になれません」とのエラーメッセージが表示されてしまいました。。。
慌ててVPN接続を確認すると、ちゃんとできていて、国も「日本」と表示されます。
なにか解決策がないかとインターリンクに質問のメールを送ったところ、下記のような返信がありました。
■ご回答
DAZN側から、セカイVPN(セカイブラウザ)経由でのアクセスが制限されている可能性がございます。以下からマイIPをお申し込みいただき、視聴できるかお試しいただけますでしょうか。
■マイIPお申し込み
https://www.interlink.or.jp/myipsignup/step1.html?utm_source=faqsystem
※最大2カ月の無料お試し期間がございます。動作確認につきましては期間内にご確認いただければ幸いです。
■マイIP(PPTP/L2TP版)設定マニュアルhttps://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=663【注意事項】
・マイIPが対応している通信プロトコルはPPTP/L2TPとなります。OpenVPNには対応しておりません。
・マイIPは3台同時にVPN接続できず、接続数は1台となります。複数台で同時にVPN接続する場合は、台数分の契約が必要です。
(同時接続せず、複数台でご利用いただくことは可能です)
・マイIPでセカイブラウザの提供はございません。
・マイIPで接続できる国は日本のみです。その他の国に接続することはできません。
・セカイVPNからマイIPへ乗り換える場合は、セカイVPNは忘れずにご退会ください。■退会(解約)について
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=4以上よろしくお願いいたします。
やっぱり日本企業だと困ったときにすぐ対応してくれるのでいいですよね。
しかも、注意事項に退会のURLまで載せてくれているので信頼できる会社だと思いました。
マイIPを使ってみた!
早速、マイIPというサービスを使ってみることにしました。
最初の2ヶ月は無料なので、とりあえずつながるかを試してみるのがおすすめです!
セカイVPNからマイIPに変更したら、アメリカからもDAZNを無事に見ることができました。
セカイVPNとマイIPの違いは?
セカイVPNとは
日本や世界各国に設置したVPNサーバーに接続することで、
各国のIPアドレスでインターネットアクセスを可能にするIP共有型のVPNサービスです。
つまりいろんな国にVPNサーバーがあるので、色んな国にVPN接続できるけど、共用IPアドレスということです。
ポイントは「共用IPアドレス」という点で、DAZN側からすると「複数のアカウントなのに同じIPアドレスからアクセスくるな」と疑われてしまいます。
本来はIPアドレスは固有のものですので、基本的には1つのアカウントからは1つのIPアドレスのはずです。
ですので、DAZNは「これはVPN接続だな!」と思われてしまい、このIPアドレスからのアクセスをブロックされてしまうのです。
マイIP とは
固定IPアドレスが提供されないプロバイダーやネットワーク環境からでも、
グローバル固定IPアドレス(静的IPアドレス)が利用できるサービスです。
ということで、私もパソコンに詳しくないので詳細はわかりませんが、ポイントは「固定IPアドレス」ということです。
つまり、このサービスを使うと「固定IPアドレス」が振り当てられるので、先程のようにひとつのIPアドレスで複数のアカウントからDAZNへアクセスということが起きないのです!
ですので、DAZN側からするとVPN接続かどうかを見分ける事ができないのです!
私はこのサービスを使うことで無事に大好きなJリーグを在米期間も見ることができたので大変満足でした。
もしもトラブルが発生しても日本語で対応してくれますし、対応も真摯だったのでとても満足でした。
まとめ
今回の記事ではVPNというサービスを使うことで、地理的な制限を回避して自由にDAZNや他の動画配信サービスを見る方法について解説しました。
海外に住んでいると、日本の動画コンテンツが見たくなることがありますよね。
そんなときはVPNサービスを使ってコンテンツを楽しんじゃいましょう!
VPN接続ではトラブルも発生しますので、日本語で問い合わせができるインターリンクのサービスがおすすめですよ。
日本のコンテンツを見ることが目的なら、固定IPアドレスが付与される「マイIP」がおすすめ
是非試してみてください!
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